まぼろし
幻、といえばIKKOの「まぼろし〜!」ですが
ワインのコルクに「幻」と刻印されている、これ。
カリフォルニアワインです。なぜ「maboroshi」と日本語なのか?日本人が作ってます。
あのラ・ターシュを飲んで30過ぎワインに開眼し、よい土壌を求めカリフォルニアに渡り、日本人が作る世界に通じるブランドのワインができた、そんなロマンチックなワインです。
ワインを造るなんてそんな夢か幻みたいな・・と言われ、それがワインの名前になっていて、いくつか種類作ってます。
メルローからはじめ、これはピノ。このレベッカKは、奥様の名前がつけられたワイン。
私は、日本大好きなのですが、たまーーに飲む日本酒も好きなのですが、日本のワインはあまり好きではなく、、(すいません)なぜだろう??美味しいと言われる甲州とかのワインでも、ワインを飲んでいる気が薄れるんですよね、日本のワイン。外国人が日本の空港に降り立った瞬間「味噌と醤油の匂いがする」というのと同じ感じで、ワイン飲もうと思っているのに日本酒飲んでる感じがダメなのです・・気分と慣れの問題かもしれませんが。
さて、日本人がカリフォルニアで作ったワインは
ちゃんとピノ!というかアメリカのピノよりも、ブルゴーニュっぽい。ブルゴーニュのラ・ターシュで開眼したのがわかります、そして日本らしい。香りとかではなく、飲んだ瞬間ブルゴーニュと、なぜか「桜」を感じました。とってもやさしく繊細で丁寧、ちゃんと美味しいし、日本の人しか作れない味だと思います。そして日本ぽさが、日本産地のよりもなく。こう仕事に丁寧に向き合っていると、こうなるのかあ・・と感動。
フロンティアを感じるワインでした。
あわせたのは、焼肉
レタスのサラダはアンチョビで
舞茸ホイル焼き
デザートのアップルパイとチーズ
日本人は素晴らしいです。間違いない。
今日はこんな感じ
珍しいイタリアの薄切り豚が売ってました。生姜焼きにします。チューブじゃなくて、ちゃんと生を擦って。玉ねぎピーマン入り。日本の豚より油がぷりっとしてるような?でも、イベリコで有名なイタリアです(訂正・イベリコ豚はスペインでしたね)、豚が美味しくないわけがありません。味の濃い生姜焼きよりも、焼肉でシンプルに岩塩だけの、ほうが肉の味がしっかり感じられて良いです。
箸休め、油揚げをさっと煮たの。「うまいの早いの安いのー」とキン肉マンが流れます
デザート、チーズとチョコオールドファッション
今宵は白でした。
ではでは